百日紅
百日紅(さるすべり)〜盛夏から秋風の吹くころまで、咲き散り、咲きつぐので、百日紅(ひゃくじつこう)の名があるが、その黄褐色の木肌はなめらかで、猿も滑ると言うので、この名がある。楕円形の葉をつけたその枝端に、皺の多い深紅の六弁の花が群がり咲くさまは、いかにも夏の花として盛んな感じである。シナの原産で、多く庭木として植えられる3〜6メートルの落葉喬木であり、まれに、白さるすべりがある。