矢代仁トピックス

第五十七回 鼎美会
【京都】とき:9月1日(火)10:30〜17:00ところ:京都文化博物館 6階

粛啓 残暑の候、尊堂益々ご清栄の段慶賀の至りに存じます。
鼎美会は昭和32年の第1回から、お陰さまをもちまして第57回目を迎えることになり、
ここに開催する運びとなりました。
何卒ご指導ご鞭撻の思召を以って、ご光来下さいますよう謹んでお願い申し上げます。

【鼎美会主旨】
千總、川島織物、矢代仁(以下、私共三社)が祖業として夫々幾星霜の風雪の下、互に持ち続け互に磨き続けて参りました奇しきよしみときずなを一層強め活かして、私共三社の特技を高める為益々研鑚と努力を注ぐ場として組織しました(発足以来53年)のがこの鼎美会であります。汗と油の滴る先人達の伝統は力めて守ると共に、進展する服飾文化の在り方にも意を用い、佳い染、良い帯、善い御召をと、私共三社が鼎の心を心とし其の美を念じて力を協せて参る考えであります。年々時を選んで陳列会を催しますのも諸賢の御教示と御批判を仰ぐ主旨に外なりません。
【鼎(てい・かなえ)とは】
鼎とは、鍋状の器に一対の耳と中実の三足を付けたものをいう。耳は棒を通して持ち上げるためのもの、足は下から火を焚いて中の肉類などを煮るためのものである。古代中国で王権の象徴として重視され、礼器のうち最も尊ばれた。「鼎立(ていりつ)」の語があるように、三者が互いに向かいあって立つことの意。
「鼎」(殷代)
「鼎」(殷代)
出典:講談社「故宮博物院」

季節の花ギャラリー
鷺草の花

鷺草の花

鷺草(さぎそう)〜湿潤な山野に生ずるらん科の草で、晩夏、初秋のころ、30センチあまりの茎の上に純白の花を二つ三つあつめてひらく。白鷺が翼をひろげて飛翔するのに似た優美な花容は愛すべく、茎の下部に細長い緑色の線葉を二、三片斜めにつけているのも趣を添える。観賞花として栽培される。



矢代仁が出品する主な催しの予定
  日程 場所 催し名
8月 4日 日本橋三越本店:ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル 横浜花火ツアー
  8〜9日 名古屋三越:名古屋美術倶楽部 特選きものと帯奉仕会
  12〜24日 日本橋三越本店:店内 矢代仁染織逸品展
  20〜24日 大阪高島屋:店内 振袖フェアー
  23日 大丸心斎橋店:ヒルトン大阪 大丸プルミエール
  23日 上野松坂屋:KITTE 東京ロワイヤル
  26〜28日 おび冉(京王百貨店):店内 特選会
  26〜30日 大阪高島屋:店内 薔薇の感謝祭
  29〜30日 日本橋三越本店:紀尾井町・福田屋 特選きものと帯特別奉仕会
9月 4日 岩田屋:レソラ天神 秋の競彩会
  4〜5日 伊勢丹:ホテルニューオータニ 丹青会
  9日 藤崎:ホテルメトロポリタン仙台 秋の藤彩会
  9日 横浜高島屋:横浜ベイシェラトン&タワーズ 貴品会
  12〜13日 日本橋三越本店:ホテルニューオータニ 逸品会
  16〜29日 日本橋三越本店:店内 京呉服均一会
  19日 千總・川島織物・矢代仁:東京美術倶楽部 鼎の会




YASHIRONI 株式会社 矢代仁
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