溝萩
溝萩(みそはぎ)〜山野の湿地に生じ、初秋のころ、紅紫色の六弁の小さい花を輪生する。盆花とし、また盆の箸・「ぼにばし」と言って、この草を盆中の箸に用いる。もともと蓍萩(めどはぎ)で、めどは箸の忌詞。阿波では水萩、土佐では草萩(そうはぎ)と言う。千屈菜・鼠尾草(みそはぎ)・聖霊花。