○天蚕糸使用手織草木染紬「千年の妙」武井豊子 作松本紬の染織家。日本伝統工芸士であり、草木染めから製織まで一貫して自身の手によって制作。天蚕糸を巧に操り、その卓越した感覚で織りなされる作品は、素朴で温かく、かつ繊細緻密に計算された美をそなえ、人の心を魅了しています。(使用草木染料:よもぎ、刈安、藍、コチニール等)
冬の寒さに耐え、ようやくきこえてくる「いのちのうた」。春を待ちわびて背伸びをして活き活きと野を彩る。そんな生命力あふれる情景をきものに表現しました。
○手描き友禅訪問着「清風陽光」小袖・御所解文様より取材。はんなりとしたラベンダーの地色に、やわらかな雲取り暈しを配し優美な逸品に仕上げました。刺繍をふんだんにほどこした格調高い訪問着です。
○手描き友禅振袖「皇妃の宴」サンクトペテルブルグにある、エカテリーナ宮殿の豪華絢爛な装飾品や調度品、彫刻の数々より取材、宮殿内装の豊かな色彩を振袖に表現しました。栄華を極めたロココの浪漫を感じる逸品です。