創業290年、京都の西陣高級御召メーカーである矢代仁(やしろに)が2010年2月、はじめてサロン形式の呉服展を開催いたします。
「本物の御召をゆったりとした雰囲気の中で見ていただきたい」
本展では、上質、清潔感、調和のとれた色合い、着味の良さを追求したオリジナル御召を中心として、染め帯や織り帯など、選りすぐりの作品をとりそろえます。
コシと張りに優れた御召は、すっきりと着られる織物として、大正から昭和の時代には、京都はもちろん、東京山手の奥さまやお嬢さまたちのお出かけ着として愛用されてきました。
今、カジュアルにもセミフォーマルにも使える澄んだ色合いのシンプルな御召が、ふたたび注目を浴びています。
本展でご紹介する御召は、無地御召、縞御召、絣御召、紋御召、風通御召などの多彩な種類。どれも老舗ブランドならではの確かな品質を誇ります。
観劇や茶会、ちょっとしたお出かけ、パーティー……に、本物の御召をぜひお役立てくださいませ。
皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。 |