4月1日・2日、ビル葆光2階(京都市中京区)にて創業290周年記念「矢代仁展」が「自然」をテーマとして開催されました。 百貨店、専門店の皆様、多数にご高覧賜りました。
金壁障壁画より取材。花が咲き乱れ鳥が自由に飛ぶ、黄金に輝く豪華絢爛な世界観を、一面に描きました。
「錦煌爛漫」:本糊糸目友禅、本金箔使い
箔・刺繍・蒔糊・暈し友禅など工夫を凝らした工芸調の松で全体を構成し、個性的な濃紫地で染め上げることにより古典的でありながらおしゃれな訪問着に仕上げました。
「吉祥松映」:本糊糸目友禅
マーガレット、右はデイセントラ・スペクタビリス:矢代仁蔵書「西洋草花図譜」
マーガレット〜アフリカのカナリー島を原産地とする灌木状の菊科の草花で、伊豆や大島などの山腹の暖地に栽培し、 温室でもつくる。葉は春菊に似て、まわりの舌状花の部分は一列に平面にならんで白く、時に淡黄色を帯びる。 中央の管状花の部分は黄色い。木春菊・きだちかみつれと言う。花期は五月である。