様々な風合いや色彩の御召、染着尺と染帯を揃えました。飛柄、総柄、線柄などその時々の気分で楽しんで頂けるコーディネートをご提案いたします。
華美にならず、飾り立てず、すっきりとした柄と上品な地色にこだわって制作しました。お茶席の装いにも好適です。
クリスマスやハロウィン、女子会やコンサート。カレンダーに予定された楽しみな日を彩る個性的でキュートな装いをご提案します。
フユアオイの花
冬葵〜海浜の地に、帰化植物として生存する草で、昔の渡来品の残存種である。「万葉集」に葵とあるのはこれで、昔はただあおいとも言った。高さ60〜90センチに達し、春・夏・秋から初冬にわたって、葉の腋に淡紅色の小さな花を叢生する。冬もなお、苗があるので名づけた名である。昔は薬用植物として栽培し、その実を冬葵子と言った。大陸では蔬菜とし、日本でも、その皺縮葉のある一変種を陸海苔と言って、その葉を食用にすることがある。