本年に賜りましたご厚情を深謝いたしますとともに、明年も変わらぬ交誼のほどお願い申し上げます。
「八の戸産木製八幡乃馬、筑前博多産練物製馬上天神など」〜矢代仁蔵書「うないのとも」
2014年単衣、夏物の新作発表です。ご来場お待ち申し上げております。
11月21日(木曜日)、えびす講神事に続き、恒例の記念講演会が行われました。 本年は、大蔵流狂言師 茂山 千三郎 先生にお願い致しました。 演題は「狂言に生きる」です。
室町時代から今日、さらに未来に向け伝統芸能・狂言を受け継いでいく狂言師の生き方、厳しい芸の道など、一般にはうかがい知れない世界を知る貴重な機会となりました。お話の後、狂言「柑子(こうじ)」を鈴木実さんと演じて頂きました。
【講師略歴】
1964年、十二世 茂山千五郎の三男として生れる。2歳の頃より祖父三世千作(人間国宝・芸術院会員)及び、父千五郎(1994年四世千作を襲名、人間国宝・芸術院会員)に師事。3歳の時に「業平餅」の童役で初舞台。その後、着々と狂言師の道を歩み、1980年より「花形狂言会」に加わり千五郎(十三世)、七五三、あきらと共に活動する。その経験を活かし、2000年より、正邦、茂、宗彦、逸平、童司と、「心・技・体、教育的古典狂言推進準備研修錬磨の会=通称TOPPA!」を主宰。若手として古典狂言の魅力をアピールしてきた。海外公演にも多数参加。1999年「京都府文化奨励賞」受賞。2004年「京都芸術新人賞」受賞。狂言とミュージカル・オペラ・能など他ジャンルの新旧芸術との交流を試み演出家として活躍する。また、ラジオのパーソナリティーやテレビのキャスター、レポーターもつとめる。
矢代仁には、代々継承すべき三つの行事があります。まず、1月4日に商売の原理原則「家訓」を皆に読み聞かせる事、7月10日に祖先先輩に感謝し、一同で元祖等の墓におまいりをする事、そして11月21日に商売繁盛を祈願し、京都えびす神社宮司をお招きしてえびす講神事をお仕入先、社員共々、自社内で行う事です。
2014/午年の柄「風呂敷」。綿100%、120p×120p。風通組織で織られています。4柄×4配色。
ブロッコリ
ブロッコリ〜花椰菜(カリフラワー)と同じくキャベツの一種。白い花椰菜(はなやさい)に対してこれは濃緑色で、本場はイタリアで、一名イタリアン=ブロッコリと言い、イギリスではイタリアン=アスパラガスとも言う。花椰菜は一本に一個しか採れないが、ブロッコリは次々と蕾の塊が採れる。外側の太い葉を除き、花蕾と柔らかい花梗と周囲の小さな葉を、熱湯で茹でて食べ、花椰菜より柔らかい。五、六月に種を蒔いて、十一月から一、二月に収穫する。木立花椰菜という。