矢代仁トピックス

第45回夏の鼎美会
粛啓 新たな年を迎え、尊堂益々ご清栄の段慶賀の至りに存じます。
恒例の夏の鼎美会を開催することに致しました。
三社の精魂に成る夏物をご高覧ご批判を仰ごうと存ずる次第であります。
お繰合わせの上是非ご光来の程をお待ち申し上げます。

とき:2月2日(月) 10:00〜17:00 ところ:京都文化博物館 6階
 
【鼎美会主旨】
千總、川島織物、矢代仁(以下、私共三社)が祖業として夫々幾星霜の風雪の下、互に持ち続け互に磨き続けて参りました奇しきよしみときずなを一層強め活かして、私共三社の特技を高める為益々研鑚と努力を注ぐ場として組織しました(昭和32年発足)のがこの鼎美会であります。汗と油の滴る先人達の伝統は力めて守ると共に、進展する服飾文化の在り方にも意を用い、佳い染、良い帯、善い御召をと、私共三社が鼎の心を心とし其の美を念じて力を協せて参る考えであります。年々時を選んで陳列会を催しますのも諸賢の御教示と御批判を仰ぐ主旨に外なりません。
【鼎(てい・かなえ)とは】
鼎とは、鍋状の器に一対の耳と中実の三足を付けたものをいう。耳は棒を通して持ち上げるためのもの、足は下から火を焚いて中の肉類などを煮るためのものである。古代中国で王権の象徴として重視され、礼器のうち最も尊ばれた。「鼎立(ていりつ)」の語があるように、三者が互いに向かいあって立つことの意。
「鼎」(殷代)
「鼎」(殷代)
出典:講談社「故宮博物院」
読み聞かせ

矢代仁の「家訓」は創業者矢代庄兵衛が常々皆にいいきかせてきた言葉を、宝暦八年(1758)に二代目庄兵衛と支配人とが「定メ」として書き記したもので、毎年一月四日(当時は正月三日と七月十七日)社長が社員に読んで聞かせることから、当社では「読みきかせ」と呼んでおり、これは第二次大戦中も絶えることなく連綿と続いて今日に至っています。この「定メ」は制定以来、江戸、明治、大正、昭和、平成の各時代を通じて矢代仁の伝統を育んできたものであり、当社の経営哲学となっているものです。

※ご参照:「トピックス・バックナンバー」2001年12月号に全文掲載

季節の花ギャラリー
寒梅

寒梅

寒梅(かんばい)〜早咲きの梅の品種で、寒中すでに花を開くもの。早梅と同じと見る人もある。寒紅梅は八朔梅とも言い、八重の紅梅で香がなく、浅香山はこれに次いで早く、一重の紅梅である。
早梅(そうばい)〜早咲の梅のこと。日当りのよい山裾とか、かくべつ暖かいところで季節に先んじて開く梅で、品種の相違ではない。冬至より前に開くのを早梅という説もあり、冬至前後に咲く冬至梅もあるが、冬至以前のものは狂い花と見てよい。冬の梅・梅早し。ただし冬梅は、実が陰暦十月になって熟するもの。



矢代仁が出品する主な催しの予定
  日程 場所 催し名
1月 2〜4日 札幌三越:店内 福袋
  2〜5日 佐賀玉屋:店内 初商呉服和雑貨市
  2〜15日 藤崎:店内 初売クリアランス
  3〜5日 名古屋三越:店内 振袖展
  5〜25日 遠藤:店内 恒例赤札市
  7〜13日 岩田屋:店内 競彩会プレ
  7〜20日 名古屋三越:店内 京呉服均一会
  14〜20日 横浜高島屋:店内 上品会内覧
  14〜27日 日本橋三越本店:店内 京呉服均一会
  23〜26日 日本橋高島屋:店内 上品会内覧
  23〜26日 大阪高島屋:店内 初夢市
  25日 日本橋三越本店:沖縄都ホテル 沖縄ツアー
2月 3〜16日 札幌三越:店内 リフレッシュオープン
  4〜9日 新宿高島屋:店内 上品会内覧
  4〜10日 JR名古屋高島屋:店内 矢代仁フェア
  5〜6日 伊勢丹:ホテルニューオータニ 丹青会
  5〜8日 銀座もとじ:店内 犬飼千賀子展
  8日 岩田屋:ソラリア西鉄ホテル 競彩会
  12日 横浜高島屋:グランドオリエンタルみなとみらい 決算市
  13〜15日 小大丸:店内 さわらびの宴
  14〜15日 日本橋三越本店:ホテルニューオータニ 逸品会
  15〜16日 トキハ:トキハ会館 巧裳会
  16〜24日 丸井今井札幌本店:店内 藤彩会
  18〜20日 おび冉(京王百貨店):店内 特選会
  21〜22日 高島屋:国立京都国際会館イベントホール 上品会内覧
  25日〜3/2 大阪高島屋:店内 上品会内覧




YASHIRONI 株式会社 矢代仁
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