矢代仁トピックス

鼎美会
【京都】とき:9月1日(木)10:30〜17:00ところ:京都文化博物館 6階

粛啓 残暑の候、尊堂益々ご清栄の段慶賀の至りに存じます。
今年の鼎美会は昭和32年の第1回から数え、お陰さまをもちまして創会六十年を迎える事となりました。一層謙虚に過去を顧み、その将来を見据えて会発足時の主旨に恥じない陳列会をと心掛けた次第でございます。
何卒ご指導ご鞭撻の思召を以って、ご光来下さいますよう謹んでお願い申し上げます。

絣御召振袖「大矢絣」

絣御召振袖「大矢絣」

【鼎美会主旨】
千總、川島織物、矢代仁(以下、私共三社)が祖業として夫々幾星霜の風雪の下、互に持ち続け互に磨き続けて参りました奇しきよしみときずなを一層強め活かして、私共三社の特技を高める為益々研鑚と努力を注ぐ場として組織しましたのがこの鼎美会であります。汗と油の滴る先人達の伝統は力めて守ると共に、進展する服飾文化の在り方にも意を用い、佳い染、良い帯、善い御召をと、私共三社が鼎の心を心とし其の美を念じて力を協せて参る考えであります。年々時を選んで陳列会を催しますのも諸賢の御教示と御批判を仰ぐ主旨に外なりません。
【鼎(てい・かなえ)とは】
鼎とは、鍋状の器に一対の耳と中実の三足を付けたものをいう。耳は棒を通して持ち上げるためのもの、足は下から火を焚いて中の肉類などを煮るためのものである。古代中国で王権の象徴として重視され、礼器のうち最も尊ばれた。「鼎立(ていりつ)」の語があるように、三者が互いに向かいあって立つことの意。
「鼎」(殷代)
「鼎」(殷代)
出典:講談社「故宮博物院」

季節の花ギャラリー
オミナエシ

オミナエシ

女郎花(おみなえし)〜1メートルほどの細茎の梢を分枝して、真黄色の粟つぶほどの蕾をつけ、やがて開いて五弁の黄色の細かい花をむらがって傘のように咲かせる。秋の七草の一つで、東京ではおみなめしとも言い、野にあって、その繊細な風姿は、どこか女らしい。盆花によく用いられ、粟花とも言う。



矢代仁が出品する主な催しの予定
  日程 場所 催し名
7月 27日〜8/2 岩田屋:店内 夏の室町バーゲン
8月 2日 日本橋三越本店:ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル 横浜花火ツアー
  6〜7日 名古屋三越:名古屋美術倶楽部 特選きものと帯奉仕会
  10〜22日 日本橋三越本店:店内 矢代仁染織逸品展
  17〜23日 岩田屋:店内 江戸友禅展
  18〜23日 大阪高島屋:店内 振袖フェアー
  21日 大丸心斎橋店:大阪ビル 大丸プルミエール
  21日 松坂屋上野店:浅草ビューホテル 迎賓会
  25〜29日 大阪高島屋:店内 薔薇の感謝祭
  26〜27日 京都高島屋:店内 決算感謝市
  27〜28日 日本橋三越本店:料亭「浅田」 きものと帯特別ご招待会
9月 7〜13日 JR名古屋高島屋:店内 改装前赤札市
  11日 日本橋高島屋:帝国ホテル 貴品会
  14日 横浜高島屋: 貴品会
  14〜27日 日本橋三越本店:店内 京呉服均一会
  17日 各店:東京美術倶楽部 鼎の会
  20〜21日 岩田屋:警固神社 競彩会プレ販売会
  21〜22日 松坂屋名古屋店:八事山興正寺 逸品会




YASHIRONI 株式会社 矢代仁
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