晴れの日を装うにふさわしく上品かつ、豪華に仕上げました。配色を金と白で構成しスッキリとしながらも重厚感のある留袖です。一針一縫に丹精を込めた秀作です。
多彩な色づかいとローケツ染め独特の味わい深い線の調子で、趣きのある訪問着に仕上げました。パーティーなどの華やかな席にも、最適な逸品です。
伝統を踏まえながら現代の志向に合わせた感覚で制作いたしました。絹糸に高度で緻密な技を織り込んだ、御召の品々を発表いたします。
みせばや
みせばや〜弁慶草の一種で、北地に多いが、ふつう盆栽などにされる。紅色を帯びた強靭な茎が叢生し、30センチほど撓(たわ)んで垂れ、円形で緑白色の葉は三片ずつ輪生して層をなしている。十月ごろ、茎の頂きに多数の淡紅花を毬状に簇生(そうせい)して開き、その優美な花容を誰に見せばやと、この名がある。一名たまのおとも言うが、その花毬を玉に、茎を緒になぞらえたと言う。