本年に賜りましたご厚情を深謝いたしますとともに、 明年も変わらぬ交誼のほどお願い申し上げます。
「独逸産木製彩色猪など」〜矢代仁蔵書「うないのとも」
2019年単衣、夏物の新作発表です。ご来場お待ち申し上げております。
11月21日(水曜日)、えびす講神事に続き、恒例の記念講演会が行われました。 本年は、染織研究家 藤井 健三 先生にお願い致しました。演題は「西陣の発展と技」です。
矢代仁には、代々継承すべき三つの行事があります。まず、1月4日に商売の原理原則「家訓」を皆に読み聞かせる事、7月10日に祖先先輩に感謝し、一同で元祖等の墓におまいりをする事、そして11月21日に商売繁盛を祈願し、京都えびす神社宮司をお招きしてえびす講神事をお仕入先、社員共々、自社内で行う事です。
2019/亥年の柄「風呂敷」。綿100%,120p×120p。4柄×4配色
冬蔦
冬蔦〜常緑の攀縁(はんえん)灌木で、山野の岩上や樹上に成長して、非常な長さに達する。多数の枝を分かち、主幹は巨大となる。全縁で卵形の葉を生じ、三裂・五裂するものもあり、質が厚くなめらかで、深緑色である。木蔦とも言うが、葡萄科の蔦とは別種で、五加(うこぎ)科に属する。晩秋に円形の繖(きぬがさ)形花穂をなして、緑黄の花をつけ、球形の実は翌年に黒熟する。冬も青々とした蔦の意でこの名がある。