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黒地の振袖 |
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黒地の振袖は未婚女性の正装、イブニング・ドレスにも負けないものです。
振袖は成人式に着るものと決めつけて、25歳を過ぎるころになると振袖に抵抗を感じる方がいるようですが、これこそがまさに未婚女性の正装です。おそらく20歳のときに作った振袖は色が派手だったり、柄も幼い雰囲気のものが多いのでしょう。振袖にも年齢に合う色や柄がありますから、第一礼装の着物を1枚、という方なら、古典柄の少しシックな振袖をお勧めします。特に黒地の振袖は既婚者の黒留袖に匹敵するものです。もともと留袖は、結婚してから袖を短くして留めたものですから、振袖もミセスになったら袖を短くして着ることができるのです。 |
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▲「振袖(刺繍、絞り)」 |
あらたまった席で着る振袖は、大きく分けると2タイプ。 |
1.ホテルの宴会場でする披露宴やパーティの場合、広いスペースにたくさんの人が集まるわけですから、あまり細かい柄だと、せっかくの着物が映えないのです。なるべく大胆な、着映えのする柄を選んで下さい。 |
2.反対に、こじんまりとしたレストランでの、あまり気の張らない集まりに、金箔使いの振袖というのでは、目立ち過ぎて場違いな印象になってしまいます。この時は飛び柄など控えめな柄、色の方が、かえってしゃれて見えるものです。せっかくの着物がその場に合わないなどということがないように、小物も合わせて、前もって準備しておいて下さい。 |
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