|
|
陰暦九月の異称で、陽暦の十月上旬から十一月上旬の候。
夜が長くなる月なので、夜長月を略したものともいわれる。 |
|
10/3〜8 |
水始涸(みずはじめてかる):七十二候、秋分の三候 |
10/8 |
寒露(かんろ):二十四節気、陰暦九月節
〜秋分の後十五日。露が寒冷に会って凝結する意。 |
10/9〜13 |
鴻雁来(こうがんきたる):七十二候、寒露の初候 |
10/14〜18 |
菊花開(きくかひらく):七十二候、寒露の二候 |
10/19〜23 |
蟋蟀在戸(こおろぎとにあり):七十二候、寒露の三候 |
10/23 |
霜降(そうこう):二十四節気、陰暦九月中、
〜寒露の後十五日。露凝結して霜となる意。 |
10/24〜28 |
霜始降(しもはじめておりる):七十二候、霜降の初候 |
10/29〜11/2 |
霎時施(こさめときにしく):七十二候、霜降の二候 |
|
|
霧(きり)
〜地面に近い空気が冷やされ、水蒸気が凝結して小さな水滴となって浮遊するもの。 春は霞、秋は霧と言い、学問的には同じ現象。春の霞はのどかな感じがするが、霧はどこか冷たい印象である。
露(つゆ)
〜夜分、草木や地面が冷えると周囲の空気も冷え、水蒸気は凝結して水滴となる。 秋にもっとも多い。風のない晴れた夜に発生する。露時雨は、草木の葉などに露がたくさん溜まって、滴り落ちるさまがあたかも時雨のようであることからいう。
霜(しも)
〜晴れた寒夜に地面の水蒸気が結晶して白く地物へ付着したもの。針状・板状・柱 状などに結晶することが多い。晩秋の霜は、まだ多くは降りないが、往々にして草
木を傷めつけてしまう。露霜は晩秋に降る露が寒さで凍って半ば霜となってうっすらと白くなっていることで、水霜ともいう。 |