矢代仁トピックス
常日頃のお引立心よりお礼申しあげます。
矢代仁はお陰様をもちまして、本年も無事、十一月末日で決算を迎えることができます。
感謝の気持ちを込めまして一日限りですが、決算処分品を御覧頂きます。
皆様のご来店お待ち致しております。


10/1〜2「美さを展」別会場で、弊社若手社員による創作品が展示されました。
皆様の厳しいご指導、お引立て心より御礼申し上げます。
   

 

       



矢代仁に伝わる「えびす御神像」
  矢代仁では、本年も11月21日(木)、室町御池ビル葆光にて主要お仕入先をお招きして、社員共々えびす講神事を行います。
当社には変えてはいけない、代々継承すべき三つの行事が有ります。
まず、1月4日に商売の原理原則「家訓」を皆に読み聞かせる事、7月10日に祖先先輩に感謝し、一同で元祖等の墓にお参りをする事、そして11月21日に商売繁盛を祈願し、京都えびす神社宮司をお招きしてえびす講神事を自社内で行う事です。
※恵比須講〜七福神のうち恵比須神は、農村では田の神、漁村では漁の神、商家では商売繁盛の神とされている。商家の恵比須講は、この日恵比須像をかかげ、鯛や菓子を供えて、客を招いて酒宴を開き、座にある杯盤器物までも、千両・万両と縁起のよい値段をつけて売買の真似事をし、手を打って祝った。祭日は陰暦十月二十日・十一月二十日・正月十日・正月二十日など地方によってさまざまだった。


  山茶花〜ツバキ科の常緑小高木。日本特産種で四国・九州・沖縄に自生種があり、十〜十二月、枝先に白い一重の花が咲く。漢名の山茶花(サンサクワ)から、サザンクワに転訛したといわれる。ただし山茶花は椿の漢名である。サザンカの漢名は茶梅。


山茶花
出典 矢代仁蔵書「四季の花」
園芸種には鮮紅・桃・白色や八重咲きもある。サザンカの園芸化は江戸初期にはすでに始まっており、1739年出版の「本草花蒔絵」に約百種の記載がある。各地の寺院や名家などには樹齢300〜400年の紅花や桃色花の古木もみられる。これら江戸山茶花は、幕末から明治の動乱期に多くが失われていった。詩仙堂丈山寺(京都市左京区)に山茶花の巨木がある。樹齢四百年以上といわれ、花盛時は見事。
同属でよく似たツバキとの見分け方は、ツバキが原則として紅花で春咲き、雄しべや花弁の下部が筒状であるのに対し、サザンカは白色花で秋〜冬咲き、花弁が一枚ずつ分かれる。またサザンカは花や葉が小さい。


蕪(かぶ)〜古くから栽培されている野菜のひとつ。その用途は大根に似ているが大根ほど栽培量は多くない。漬け物を主とし、酢漬・煮食用などにする。八月下旬に種を蒔き、間引いて、十一月頃から取り入れる。一カ所に集めて土を覆い、簡単な葺屋根を設けて雨雪の侵入を防げば、翌春まで貯蔵できる。茎・葉ともに食べる。形から言えば、扁円・円形・長形に分けられ、色は白色のもの、青味を帯びるもの、紅色・黄色・紫色などがある。大形のものには大津市付近の特産である近江蕪や、京都府下愛宕郡聖護院の原産である聖護院蕪があり、品質佳良で千枚漬とし、蕪蒸にもよい。  
蕪菁(かぶら)〜矢代仁蔵書「梅嶺画鑑」

十一月(霜月→十二月)の覚え書
・冬にはいる月で、月初めに立冬があるが、それほど寒くもなく、天候が定まって静かな日和がつづく。行楽によく、菊もまだ盛りである。

・神無月:陰暦十月の異称。この月、八百万(やおよろず)の神々が出雲大社に集まるため、諸国の神が留守になることからつけられたとも、雷のない月だからともいわれる。出雲の国では「神有月」という。地方によってこの季節の西風を「神渡し」「神立風」と称するのは、出雲への神々の旅と結びつけたもの。

・小春:陰暦十月の異称、小六月とも。「小春日和」は、立冬を過ぎてからの春のように暖かい晴れた日のこと。俳句では「小春」「小春日」に日和の意味を含ませている。
11/3〜7 楓蔦黄(かえでつたきなり):七十二候、霜降の三候
11/8 立冬(りっとう):二十四節気、陰暦十月節
陽暦十一月七日ごろにあたる。まだ四囲の自然は秋色深いが、
日差しも弱まり日暮れが早くなって、朝夕は手足の冷えを覚える。
11/8〜12 山茶花始開(さざんかはじめてひらく):七十二候、立冬の初候
11/13〜17 地始凍(ちはじめてこおる):七十二候、立冬の二候
11/18〜22 金盞香(きんせん「=すいせん」かおる):七十二候、立冬の三候
11/23 小雪(しょうせつ):二十四節気、陰暦十月中
立冬の後十五日。寒さまだ深からず、雪まだ大ならざる意である。
10/23〜27 虹蔵不見(にじかくれてみえず):七十二候、小雪の初候
11/28〜12/2 朔風払葉(さくふう「=きたかぜ」はをはらう):七十二候、小雪の二候
※七五三〜十一月十五日。男子は三歳・五歳、女子は三歳・七歳を祝う行事。髪置・袴着・帯解などの祝いが一つになって江戸中期以降、江戸などの大都市で行われたのが始まり。今日では十一月中旬に着飾った子供が親に連れられて神社などに参詣する風習として残っている。この日境内には、長寿に因んで、千歳飴と言って、鶴などの彩色のある長い紙袋に入れた棒飴を売る店が出る。
※髪置〜十一月十五日。昔は男女とも三歳ではじめて髪を伸ばした。長寿を願う心から麻で白髪の鬘(かずら)を作り、水引をつけ産土(うぶすな)神に詣で、式後、親類・縁者を招いて祝った。
※袴着〜十一月十五日。男子五歳の祝。初めて袴をはく祝。親以外の袴親が子供を吉方(えほう)に向かわせ、麻裃を着せ、袴をはかせ、式後神社に参詣する。
※帯解〜十一月十五日。女子七歳の祝い。これまで紐のついた着物であったのを、紐を除いて、初めて幅広の帯をしめさせる。子供を吉方(えほう)に向かわせ帯を結ぶ式の後、神社に参詣し、親類・縁者を招いて祝膳をする。


矢代仁が出品する主な催しの予定
日程 場所 催し名
10月 23日〜11/5 名古屋三越:店内 きもの大祭典
  23日〜12/31 福岡岩田屋:店内 売尽しセール
  29日〜11/5 大阪高島屋:店内 秋のオシャレ特集
  31日〜11/5 佐世保玉屋:店内 のれん市
11月 1〜2日 横浜高島屋:三渓園 きものと園遊会
  2〜3日 日本橋高島屋:日本橋プラザ きもの感謝祭
  3〜4日 矢代仁など:赤坂プリンスホテル エクセレントきものイン赤坂
  5〜10日 三越本店:店内 洛趣展
  5〜11日 仙台三越:店内 矢代仁展
  6〜12日 京都大丸:店内 男ものの会
  7日 仙台三越:ホテルメトロポリタン仙台 千代の会
  9日 日本橋高島屋:浜田屋 千秋楽
  10日 神戸大丸:神戸ポートピアホテル 千秋楽
  14〜15日 名古屋松坂屋:マツザカヤホール カトレアマーク販売会
  14日 大阪高島屋:六三園 外商特招会
  16〜17日 仙台三越:二条矢代仁 京都ツアー
  19〜20日 佐賀玉屋:ホテルニューオータニ佐賀 三名家展
  20日 横浜高島屋:横浜ベイシェラトンホテル&タワーズ 千秋楽
  23日 伊勢丹:金田中 霜月の会
  20日〜12/3 名古屋松坂屋:店内 歳末特別奉仕
  22〜23日 名古屋三越:松楓閣 三翔会
  22〜23日 大阪高島屋:ハービスホール 千秋楽
  26日 岡山高島屋:ホテルグランビア岡山 千秋楽
  26日 佐賀玉屋:マリンピア 三名家内覧会
  28〜29日 京都高島屋:仁和寺会館 千秋楽




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