矢代仁トピックス



本年に賜りましたご厚情を深謝いたしますとともに、
明年も変わらぬ交誼のほどお願い申し上げます。
歌かるた:矢代仁蔵書「日本玩具集」   歌留多〜屋内の正月遊びの一つ。おもに藤原定家撰と伝えられる小倉百人一首の歌がるたを用いる。源平のふた手に分かれて競うのが通常である。人物像を描いた読札で遊ぶ坊主めくりもある。このほか、花かるた、子供たちの喜ぶいろはがるたなど。


2004年単衣、夏物の新作発表です、ご来場お待ち申しあげております。


11月21日(金)えびす講神儀に続き、恒例の講演会が行われました。本年はビデオ「トヨタビスタ高知(株)」を上映しました。同社は2002年度日本経営品質賞の中小規模部門で表彰されいます。
審査で高く評価されたのは以下
@新しい顧客価値の創造を目指す強力なリーダーシップの展開
Aお客様満足の最大化を追求する独自のマーケティング展開と1拠点の強みの発揮
B社員の「気づき」を高め、やりがいのある組織作りを目指す、社員重視のマネジメント


矢代仁の「家訓」は創業者矢代庄兵衛が常々皆にいいきかせてきた言葉を、宝暦八年(1958)に二代目庄兵衛と支配人とが「定メ」として書き記したもので、毎年一月四日(当時は正月三日と七月十七日)社長が社員に読んで聞かせることから、当社では「読みきかせ」と呼んでおり、これは第二次大戦中も絶えることなく連綿と続いて今日に至っています。この「定メ」は制定以来、江戸、明治、大正、昭和、平成の各時代を通じて矢代仁の伝統を育んできたものであり、当社の経営哲学となっているものです。
※ご参照:「トピックス・バックナンバー」2001年12月号に全文掲載
▲「定メ」


季節の花ギャラリー
枇杷の花、薮からし:矢代仁蔵書「四季の花」
枇杷の花〜枇杷は冬、芳香のある白い花がかたまり咲く。淡褐色の絨毛につつまれ、五萼五弁で目立たぬ地味な花である。果実は六月頃に黄褐色に熟し、美味である。
薮がらし〜野原や路傍に生える、ぶどう科の多年生つる草。びんぼうかずら。やぶをおおって枯らしてしまうので、この名がある。北海道を除く全国いたるところに生える雑草である。七〜八月、淡緑色の小さな四弁花を開く。秋には球形の果実が黒く熟す。

歳時記より
兎〜灰褐色の野兎、十月中旬から冬の間、朽葉色から白兎となる越後兎などがあり、狩猟獣として冬とする。野兎は丘を下ること拙劣でよく転倒する。兎網や鉄砲で山野に兎狩をやる。毛皮は防寒具、毛は毛筆となり、肉は兎汁・兎鍋などにして食べる。夜更けまでさかんに降った雪が、からりと晴れた翌日が新雪にくっきりついた兎の足跡を追って行けるので、兎狩に好適である。兎は鳥と同じく一羽、二羽と数える。
うさぎ:矢代仁蔵書「梅嶺画鑑」

十二月の主な行事
○京都
1日 北野天満宮 北野献茶祭
11月26日の御茶壺奉献祭で献じられた新茶を用いてお茶をたて、神前に供える。そのあと、豊臣秀吉の「北野大茶湯」にちなんで、境内に茶席が設けられる。
1〜8日 禅宗各寺院 臘八会
十二月八日、釈迦がこの日未明に悟りをひらいたと言われ、禅寺では法会を修する。成道会とも言う。十二月一日から臘八接心と称して、ほとんど不眠不休の座禅修行を行う。七日夜、または八日の朝に、茶粥が出る。
1〜26日 南座 吉例顔見世興行
今は、京都南座の十二月興行を、顔見世と呼んでいる。昔は意味が異なり、太夫元の俳優雇用期間は一カ年で毎年十一月に入れ替えた新規の顔ぶれで、第一回興行をやり、これを顔見世狂言と言った。芝居道の正月であった。
8日 法輪寺 針供養
手芸、芸能の守護仏虚空蔵菩薩の前で、全国から寄せられた廃針を供養したあと、大きなこんにゃくに五色の糸をつけた針を刺し、上達を祈願する。
9・10日 了徳寺 鳴滝の大根焚
この寺を訪れた親鸞に大根の塩煮を捧げた故事にちなむ行事。報恩講の折、三千本の大根を醤油味に煮て参詣者に供養する。これは中風除けになると信じられている。
10日 安井金比羅宮 終い金比羅
参詣者に稲宝来が授与される。稲穂に日かげのかずら、紅白の折鶴、松竹梅をさした神札で、新しい年の幸福を祈願してある。
10〜12日 智積院 智積院論議
13日 井上八千代氏宅 事始め
この日から正月の準備をはじめる風習で、今は西陣や花街に残る。京舞家元の家には弟子からの鏡餅が並び、祇園甲部の芸舞妓が挨拶にきて、激励の言葉と新しい舞扇をもらう。
13〜31日 六波羅蜜寺 かくれ念仏
空也踊躍念仏ともいう。本堂内陣で導師以下四名が金鼓を打ち、足を踏みながら念仏を唱え、右まわりにめぐるもの。
14日 大石神社 義士まつり
山科は大石良雄閑居の地として知られ、ゆかりの瑞光寺・岩屋寺・大石神社を討ち入りの装束で行列する。
20日 東本願寺 煤払い
御堂衆や門信徒がお堂の大広間を清掃する。二列に分かれ、前列が煤竹を両手にもって畳を叩くと、後列が大団扇で埃をあおぎ出す。迎春の準備。
21日 東寺 終い弘法
この月の縁日は正月用品を売る店や植木市がたくさん出て、特に参拝者多い。
25日 北野天満宮 終い天神
正月用品の店でにぎわい、元旦に祝う大福茶に入れる大福梅が授与される。
25日 知恩院 御身拭式
大堂(御影堂)に安置する法然上人の木像を白布で拭(ぬぐ)う儀式。
30〜31日 各神社 大祓祭
六月晦日の夏越の祓にたいして、十二月晦日のを年越の祓と言う。罪・穢を祓い清める神事。
31日 八坂神社 をけら詣り
大晦日の深夜に社前のほかの火を吹き消し、社殿の東西の欄に削掛の木を立てて焼く。をけら火と言い、参詣の人々はをけら貰いと言って、その火を火縄に移して、ぐるぐる回しながら家に帰り、雑煮や大服を煮るのに用いた。
31日 知恩院 除夜の鐘
わが国最大梵鐘を、一本の主綱、十六本の子綱のついた撞木で、十七人の僧が鳴らす。その年の煩悩解脱、罪障消滅を祈って百八回撞く。ほかに妙心寺、南禅寺、永観堂などが有名。
第三日曜 島原歌舞練場 島原の餅つき
島原の揚屋角屋の迎春行事。緋毛氈の上で芸妓が餅つき歌「十二月」や「廓の寿」などを歌い舞うと、絆纏に向こう鉢巻の若衆が餅をつき、太夫が丸めていく。
○全国
1〜6日 埼玉県秩父神社 秩父夜祭
三日の夜、笠鉾二台と屋台四台が市内を練り歩き、神社から御旅所までの急坂を引き上げられる。このときに奏されるのが、小太鼓、大太鼓、笛と鉦による独特なリズムの秩父屋台囃子である。
1〜7日 横浜市総持寺 臘八会(ろうはつえ)
1〜8日 東京都港区長谷(ちょうこく)寺 臘八接心
1〜8日 福井県永平寺 臘八大摂心
3日 島根県美保関町美保神社 諸手(もろた)船神事
出雲国譲り神話に由来した行事。船員・船子などが、樟材をえぐって造った諸手船に乗り、帆をかけて港内を漕ぎ競う。
5日 石川県奥能登 あえのこと
8日 関西(主に) 針供養
8〜14日 鎌倉市円覚寺 臘八の大摂心
14日 東京都港区泉岳寺 義士会
14日 兵庫県赤穂市 赤穂義士祭
十二月十四日は、赤穂四十七士が本所吉良上野介邸に討ち入りして、主君浅野長矩の仇を討った日である。
15・16日 東京都世田谷区 世田谷ぼろ市
15〜18日 奈良市春日大社摂社若宮神社 春日若宮おん祭
奈良最大の恒例行事で、起源は平安時代の保延二年(1136)に、関白藤原忠通が当時蔓延した疫病の退散と五穀豊穣を祈って始めたといわれる。17日が本祭で、午前中の本殿祭のあと、午後には五百余名にもおよぶ時代行列が興福寺を出発、春日大社一の鳥居に進み、春日明神影向(ようごう)の神木と伝わる松の木の下で、行列の細男(せいのお)、田楽、猿楽などの組が芸を披露する。これを松の下の式と呼ぶ。そして行列が御旅所に参入、神前の芝舞台で東遊、神楽、田楽、細男、舞楽、猿楽、倭舞などの古典芸能が大篝火を背景に演じられる。これが終わると還幸の儀があり、神楽殿で神いさめの巫女舞が奉納される。古来よりの数多くの芸能が集まり、大きな意義を持つ祭礼として名高い。
16日 石川県気多神社 鵜祭
祭典の後(16日午前3時)、本殿の灯火だけ残して消灯、一羽の鵜が放たれ吉凶が占われる。金春流の「鵜祭」は、この神事を脚色したもの。
17〜19日 東京都浅草寺 羽子板市
31日 秋田県男鹿市 なまはげ
有名な奇習。小正月の訪問者。村の青年が鬼の面をかぶり蓑をつけ、木製の刃物を持ち、家々を訪れ、悪童をおどし祝言を述べる。主人は酒・肴・餅などを用意して迎える。
31日〜1/1 山形県羽黒町出羽三山神社 松例祭
歳夜祭ともいう。元は冬峰と呼ばれる羽黒山の修験者が行った結願行事であったが、いまは手向(とうげ)地区の住民から選ばれた位上(いじょう)、先途(せんど)の二人の松聖(まつのひじり)が祭と執り行う。両聖は百日の間斎戒精進の生活をおくる。
上旬〜1月初旬 長野県上村・南信濃村 遠山の霜月祭
古典的な霜月神楽。中心の釜に湯をたぎらせて、それをふりかけて罪穢(つみけがれ)を祓おうとする湯立神事がある。
旧3日 宮崎県高千穂町高千穂神社 笹振り神楽
旧8日 沖縄県 鬼餅(むうちい)
旧晦日〜1/1 北九州市和布刈神社 和布刈神事(ぬかりのしんじ)


矢代仁が出品する主な催しの予定
  日程 場所 催し名
12月 1〜9日 伊勢丹:店内 コートフェア
  3〜20日 日本橋高島屋:店内 クリアランス
  4日 仙台三越:仙台プラザホテル 特招会
  4〜10日 トキハ:店内 結びの大市
  5日 福岡岩田屋:二日市 売りつくし拠点
  5〜7日 大阪高島屋:店内 歳末感謝市
  10日 福岡岩田屋:飯塚 売りつくし拠点
  11日 福岡岩田屋:唐津 売りつくし拠点
  11〜14日 京都高島屋:店内 サロンバーゲン
  12日 福岡岩田屋:田川 売りつくし拠点
  12〜18日 まにわ:本店 八万円均一
  13〜14日 三越本店:濱田屋 大見切市
  13〜14日 福岡岩田屋:福ビル 売りつくし拠点
  17〜18日 三越本店:柳生の庄 柳生ツアー
  20〜21日 まにわ:松江 八万円均一
  25〜31日 伊勢丹:店内 年末特選バーゲン
  26〜27日 福岡岩田屋:店内 全館売りつくし




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