○京都 |
2〜3日 |
千本釈迦堂 |
おかめ節分会 |
2日は江戸風俗による行事で、厄おとし、鬼やらい、福面売りが行われる。3日は古式による厄除け行事で、おかめ踊りやおかめ姿の豆まきがある。 |
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須賀神社 |
節分祭 |
江戸時代の風俗、懸想(異性に思いをかけること)文売りが出て、良縁を得る縁起ものを売る。縁結びにちなんで、追儺招福豆まきには、きれいどころに混じって翁、媼(おうな)も豆をまく。 |
2〜4日 |
壬生寺 |
節分祭 |
火伏せの行法や壬生狂言「節分」が上演される。参詣者は素焼きの炮烙(ほうらく)を購(あがな)って年令氏名などを墨書し、厄除けを祈願奉納する。この炮烙は四月の大念仏会で上演される「炮烙割り」の中で割られ、これで厄除け、開運が授けられる。 |
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吉田神社 |
節分祭 |
2日夕方,大舎人(とねり)が桃弓で鬼を追い払うという古式の追儺式が行われる。3日は火炉祭で、八角形に杭を打ち青竹と紙垂(しで)をつけた火炉でお札を焼く。4日は福豆抽選会がある。 |
3日 |
廬山寺 |
追儺式法楽 |
節分会の行事。鬼の法楽と呼ばれる。開山の良源が修行を妨げる鬼を退散させた故事にちなみ、鬼に豆を投げて悪疫退散を祈る行事。赤青黒三匹の鬼が踊りまわるが、護摩の火をうけ、豆と餅を投げられて退散する。 |
9日 |
山科区小山 |
二九(にのこう) |
大蛇の慰霊祭。橙と藁でつくった大蛇を孟宗竹につけ、二九の雄松と呼ぶ大木までかついで奉納し、慰霊と五穀豊穣を祈願する。この大木に2月9日に大蛇が山の神となって宿るという。 |
23日 |
醍醐寺 |
五大力尊仁王会 |
「五大力さん」と親しまれている、上醍醐の五大堂の本尊五大尊明王の法会。下醍醐の金堂で法要を営み、万民豊楽を祈念して堂前で山伏が柴灯(さいとう)護摩供を修す。紅白重ねの五大力餅(150キロ)を持ち上げる力くらべが人気。 |
23〜24日 |
上賀茂神社氏子町内 |
幸在(さんやれ)祭 |
もとは田の神を山から迎える神事。十五歳になった男子の成人入りを、町内の住民が共同で祝う祭で、23日は「あがり」とよばれるその子の家で十五歳までの子が祝膳をふるまわれ、24日は太鼓を叩くあがりを中心に、行列が町内の山の神、大田神社・上賀茂神社を巡拝する。 |
25日 |
北野天満宮 |
梅花祭 |
この日は祭神菅原道真の祥月命日にあたり、道真が梅の花を愛したことにちなんで、梅花の御供を献じる。菜種御供ともいわれる。このころ境内の梅が美しく咲くので、その下に野点席を設け、上七軒のきれいどころが出仕して茶席を彩る。 |
節分 |
五条天神社 |
宝船 |
節分の行事。日本最古といわれる宝船図を授与する。これを枕の下に敷いて夢を見ると、宝の入船として縁起がよいとされる。厄除け祈願に参拝する人が多い。 |
最初の午の日 |
伏見稲荷大社 |
初午大祭 |
この日に稲荷神が降臨したのにちなむ祭。前日杉と椎の枝で青山飾りを行い、当日は祭典、神楽、験(しるし)の杉の授与がある。稲荷山の土を持ち帰って田畑に入れると豊作になるという |
第二子の日 |
上賀茂神社 |
上賀茂燃燈祭 |
中旬 |
高槻市鵜殿 |
鵜殿の |
月末(土・日曜) |
福井県勝山市 |
勝山左義長まつり |
旧四日 |
鹿児島県霧島神社 |
御田植え祭 |