矢代仁トピックス



矢絣の振袖
矢絣の振袖 矢絣の振袖
矢絣は明治・大正・昭和を通じてばかりでなく、江戸時代以来のロングランの流行柄でした。わが国で矢絣が盛んに織られるようになったのは江戸時代中期以降のことと考えられます。緯の矢絣は男子の腰替り熨斗目の腰の部分の柄にみられ、経絣は主として、若い女性の上着に利用されてきました。歌舞伎で年の若い御殿女中の扮装に、必ず紫と白の矢絣の着付がなされているのは、御殿の実情を写したものといえましょう。更に、明治時代、矢絣の着物に海老茶の袴をはいた姿は、海老茶式部と呼ばれて女学生の代名詞となり、紫紺や小豆の矢絣は若い人達の間に大流行しました。



えびす講
えびす講祭壇 矢代仁では、本年も11月21日(月)、室町御池 ビル葆光にて主要お仕入先をお招きして、社員共々えびす講神事を行います。当社には変えてはいけない、代々継承すべき三つの行事があります。まず、1月4日に商売の原理原則「家訓」を皆に読み聞かせる事、7月10日に祖先先輩に感謝し、一同で元祖等の墓におまいりをする事、そして11月21日に商売繁盛を祈願し、京都えびす神社宮司をお招きしてえびす講神事を自社内で行う事です。
※恵比須講〜七福神のうち恵比須神は、農村では田の神、漁村では漁の神、商家では商売繁盛の神とされている。商家の恵比須講は、この日恵比須像をかかげ、鯛や菓子を供えて、客を招いて酒宴を開き、座にある杯盤器物までも、千両・万両と縁起のよい値段をつけて売買の真似事をし、手を打って祝った。祭日は陰暦十月二十日・十一月二十日・正月十日・正月二十日など地方によって様々だった。



季節の花ギャラリー
寒きく、おもと
寒きく、おもと:矢代仁蔵書「四季の花」

寒菊〜冬になって咲く菊の品種で、概して花も葉も小さい。冬菊・霜の菊。また初見草・霜見草の雅名がある。
万年青(おもと)の実〜青々とした葉の中央から、茎がのびて、穂のように淡黄色の花を咲かせ、青い実を結ぶ。晩秋になると、深紅色に熟れた小粒のまるい実が累々として美しい。多く盆栽あるいは庭木として鑑賞されるが、その変種が多く、まれに黄色の実を結ぶものがある。



矢代仁が出品する主な催しの予定
  日程 場所 催し名
10月 27日〜11/2 東武百貨店:店内 感謝祭
11月 4〜6日 西武・そごう:リーガロイヤルホテル 千種会

5日 美馬:キャピトル東急ホテル 東京展

5〜6日 京都高島屋:宝が池イベントホール 豪華展

6〜7日 横浜高島屋:道後温泉 四国グルメツアー

8〜13日 三越本店:店内 洛趣展

9〜10日 札幌三越:ホテルオークラ札幌 特選会

9〜14日 横浜高島屋:店内 京都西陣展

9〜15日 神戸大丸:店内 千秋楽

9〜15日 大阪高島屋:店内 サロン上品会

10〜11日 小大丸:日航ホテル大阪 白枝会

10〜13日 西武・そごう:高輪プリンスホテル 千種会

10〜16日 佐世保玉屋:店内 のれん市

10〜16日 池田、川西紅屋:アステ川西店 赤札市

11〜12日 名古屋松坂屋:蓬莱 五芸展

11〜13日 心斎橋中村屋:大阪美術倶楽部 秋の奉仕会

11〜13日 呉盟会:東京美術倶楽部 呉盟会

12日 矢代仁:室町二条本社社屋 ファミリーセール

13日 高崎高島屋:暢神荘 きもの千秋楽

15〜28日 三越本店:店内 有名老舗

15〜28日 名古屋三越:店内 のれん市

16〜22日 名古屋松坂屋:店内 お洒落きものの会

17〜18日 佐賀玉屋:ホテルニューオータニ佐賀 三名家展

19日 上野・銀座松坂屋:河庄双園 名織展

19〜21日 川島織物:金沢美術倶楽部 グランドフェア

20日 日本橋高島屋:ホテルニューオータニ きもの千秋楽

20〜21日 大阪高島屋:スイスホテル南海大阪 きもの千秋楽

24日 岡山高島屋:ホテルグランビア岡山 きもの千秋楽

25日 横浜高島屋:横浜ベイシェラトンホテル&タワーズ きもの千秋楽

26〜27日 京都高島屋:ビル葆光 きもの千秋楽

30日〜12/6 日本橋高島屋:店内 年末クリアランス


Back Back Number Next


    YASHIRONI 株式会社 矢代仁
〒604-0021 京都市中京区室町通二条南入蛸薬師町272-2
TEL (075)211-2421 FAX (075)211-2428
当ページに掲載されている情報・画像を、無断で転用・複製する事を禁じます。