粛啓　若葉の候、尊堂益々ご清栄の段慶賀の至りに存じます。 鼎美会は昭和32年の第1回から、お陰様をもちまして第50回目を迎えることとなり、 ここに記念展を開催する運びとなりました。 何卒ご指導ご鞭撻の思召を以って、ご光来下さいますよう慎んでお願い申しあげます。 【鼎美会主旨】 千總、川島織物、矢代仁（以下、私共三社）が祖業として夫々幾星霜の風雪の下、互に持ち続け互に磨き続けて参りました奇しきよしみときずなを一層強め活かして、私共三社の特技を高める為益々研鑚と努力を注ぐ場として組織しました（発足以来50年）のがこの鼎美会であります。汗と油の滴る先人達の伝統は力めて守ると共に、進展する服飾文化の在り方にも意を用い、佳い染、良い帯、善い御召をと、私共三社が鼎の心を心とし其の美を念じて力を協せて参る考えであります。年々時を選んで陳列会を催しますのも諸賢の御教示と御批判を仰ぐ主旨に外なりません。 【鼎（てい・かなえ）とは】 鼎とは、鍋状の器に一対の耳と中実の三足を付けたものをいう。耳は棒を通して持ち上げるためのもの、足は下から火を焚いて中の肉類などを煮るためのものである。古代中国で王権の象徴として重視され、礼器のうち最も尊ばれた。「鼎立（ていりつ）」の語があるように、三者が互いに向かいあって立つことの意。 「鼎」（殷代） 出典：講談社「故宮博物院」 矢代仁の御召に歳時記山野の染帯をコーディネート致しました。（一部） 1月「松」〜小格子御召 4月「桜」〜小格子御召 9月「萩」〜絣御召 梧桐の花、松乃花：矢代仁蔵書「四季の花」 松乃花〜晩春、若いみどりの新芽の頂きに紅紫色の鱗片からなる2、3個の雌花と、米粒ほどの薄緑の雄花をむらがり咲かせる。雄花は葯が裂けて煙のように黄色の花粉を飛ばし、雌花は青松毬となる。庭先などに松の花が散りこぼれているのを見て、ふと花に気づくほど、ひそかな花である。 梧桐の花〜ふつう庭園に栽培され、その緑色を賞賛される。落葉喬木で緑色の幹を直立し、10メートルあまりとなる。葉は20センチあまりの掌状で長い柄があり、葉の裏に短い毛があり、夏になると葉が茂って、その緑色は美しい。6月のころ円錐花穂をなして五弁の黄白色の小さい花を集めて開く。
	日程 場所 催し名 4月 26日〜5/2 上野松坂屋：店内 名作展公開 26日〜5/9 京都高島屋：店内 いい男フェア 27日〜5/10 東武百貨店：店内 矢代仁・千切屋展 5月 3日 住吉たかはし：店内 振袖展 4日 関東高島屋：ホテルニューオータニ 上品会内覧会 9〜21日 三越本店：店内 きものフェスタ 10〜12日 名古屋松坂屋：マツザカヤホール 名作展内覧会 10〜15日 伊勢丹：店内 名匠展 11〜12日 銀座きしや：店内 逸品・夏ひとえの会 12日 神戸大丸：有馬向陽閣 絢匠苑 12〜14日 松葉屋：店内 夏の松選会 12〜14日 津の国屋：店内 蔵ざらえ 12〜14日 紅屋：紅屋本宅 逸品会 13日 大阪高島屋：和歌山ロイヤルパインズホテル 上品会内覧会 13日 京都高島屋：川島織物セルコン市原事務所 初夏の洛北を訪ねて 13日 岡山高島屋：岡山国際ホテル 薔薇会 13〜14日 三越本店：新喜楽 三煌会 14日 上野松坂屋：向島「櫻茶屋」 名作展内覧会 14日 矢代仁：室町二条矢代仁社屋 ファミリーセール 14〜15日 大阪高島屋：店内 徹底ご奉仕会 16〜17日 佐世保玉屋：アルカス佐世保 矢代仁展 16〜21日 札幌三越：店内 有名老舗 17〜22日 JR名古屋高島屋：店内 上品会一般公開 18日 福屋：広島全日空ホテル 逸品会 18〜21日 寿きもの：室町二条矢代仁社屋 決算蔵ざらえ 19〜21日 佐賀玉屋：店内 バーゲン 20日 銀座松坂屋 名作展内覧会 20〜21日 京都高島屋：店内グランドホール 大きもの祭 20〜21日 京都大丸：京都文化博物館 大きもの展 20〜21日 赤坂プリンスホテル エクセレントin赤坂 21日 心斎橋大丸：大阪会館 大きもの展 24〜30日 日本橋高島屋：店内 上品会一般公開 24〜30日 名古屋松坂屋：店内 名作展公開 25〜26日 川内山形屋・山形屋サテライトショップ姶良：店内 京彩会拠点 26日 笹川：鶯宿温泉 鶯宿ツアー 26〜28日 佐賀玉屋：店内 謝恩記念セール 27〜28日 伊勢丹：東京美術倶楽部 洛美会
	YASHIRONI 株式会社 矢代仁 〒604-0021　京都市中京区室町通二条南入蛸薬師町272-2 TEL (075)211-2421 FAX (075)211-2428 当ページに掲載されている情報・画像を、無断で転用・複製する事を禁じます。