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粛啓 新たな年を迎え、尊堂益々ご清栄の段慶賀の至りに存じます。
恒例の夏の鼎美会を開催することに致しました。
三社の精魂に成る夏物をご高覧ご批判を仰ごうと存ずる次第であります。
お繰合わせの上是非ご光来の程をお待ち申し上げます。 |
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【鼎美会主旨】 |
千總、川島織物、矢代仁(以下、私共三社)が祖業として夫々幾星霜の風雪の下、互に持ち続け互に磨き続けて参りました奇しきよしみときずなを一層強め活かして、私共三社の特技を高める為益々研鑚と努力を注ぐ場として組織しました(昭和32年発足)のがこの鼎美会であります。汗と油の滴る先人達の伝統は力めて守ると共に、進展する服飾文化の在り方にも意を用い、佳い染、良い帯、善い御召をと、私共三社が鼎の心を心とし其の美を念じて力を協せて参る考えであります。年々時を選んで陳列会を催しますのも諸賢の御教示と御批判を仰ぐ主旨に外なりません。
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【鼎(てい・かなえ)とは】 |
鼎とは、鍋状の器に一対の耳と中実の三足を付けたものをいう。耳は棒を通して持ち上げるためのもの、足は下から火を焚いて中の肉類などを煮るためのものである。古代中国で王権の象徴として重視され、礼器のうち最も尊ばれた。「鼎立(ていりつ)」の語があるように、三者が互いに向かいあって立つことの意。 |
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訪問着「貝桶に格子」 |
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貝桶〜「貝合わせ」という遊戯が、平安時代の貴族の間で盛んに行われました。古くは珍しい貝を示し合うだけであったようですが、やがて貝の内側に絵や和歌を書き、それらを合わせる貝遊びとなりました。上流女子の遊びですが、貝を入れておく箱を「貝桶」とよび、美しい貝桶がつくられました。白木に胡粉で絵を盛り上げて描いたものがありますが、時代によっては華美に装飾されました。漆塗りに家紋や絵画的な文様を金で描いた貝桶が残っています。公卿や武家のお嫁入り道具になくてはならないものとなり、家の格式を表すために、贅沢な貝桶がつくられました。
現代では吉祥文様のひとつと数えられる貝桶は、黒留袖、色留袖や訪問着、帯まで、あらゆる染織品に用いられる文様です。 |
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側金盞花(フクジュサウ):矢代仁蔵書「千種之花」 |
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福寿草〜元旦草ともいわれ、その名のもつ縁起のよさと、花の乏しい寒期に咲く黄金色の花が珍重されて、正月の飾り物として用いられる本邦産の多年生草本である。 |
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日程 |
場所 |
催し名 |
12月
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21日〜1/9 |
伊勢丹:店内 |
初売 |
1月
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1〜22日 |
鹿児島三越:店内 |
均一会 |
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4〜15日 |
広島三越:店内 |
正月BS |
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6〜23日 |
三越本店:店内 |
均一会 |
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9〜15日 |
仙台三越:店内 |
均一会 |
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9〜22日 |
名古屋三越:店内 |
均一会 |
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12〜14日 |
大阪高島屋:店内 |
初荷市 |
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13〜14日 |
特選きもの安藤:南部会館 |
茶席のきもの展 |
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14日 |
上野・銀座松坂屋:金田中 |
名織展 |
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18〜24日 |
東武百貨店:店内 |
矢代仁セール |
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20〜21日 |
心斎橋中村屋:大阪美術倶楽部 |
春の装い展 |
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21〜22日 |
川島織物セルコン:大阪美術倶楽部 |
逸品きものと帯の会 |
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24〜30日 |
大阪高島屋:店内 |
御召コーディネート |
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24〜30日 |
札幌丸井今井:店内 |
染織藤彩会 |
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26〜27日 |
小大丸:大阪美術倶楽部 |
さわらびの会 |
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27〜28日 |
京都高島屋:店内 |
処分市 |
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27〜28日 |
横浜高島屋:滝川 |
ご奉仕会 |
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28日 |
大阪高島屋:リーガロイヤルホテル |
豪華展 |
2月
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9〜10日 |
三越本店:帝国ホテル |
逸品会 |
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10〜12日 |
大阪高島屋:店内 |
大蔵ざらえ |
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12日 |
京都高島屋:ウエスティン都ホテル京都 |
上品会華コレクション |
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13〜19日 |
三越本店:店内 |
鼎美会 |
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16〜21日 |
日本橋高島屋:店内 |
東西名匠老舗の会 |
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YASHIRONI 株式会社 矢代仁
〒604-0021 京都市中京区室町通二条南入蛸薬師町272-2
TEL (075)211-2421 FAX (075)211-2428
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