単衣訪問着「竹に菊唐草」 竹〜竹は、晩春から初夏にかけて、地表に頭をもたげる竹の子（筍）にはじまり、「雨後の竹の子」の比喩どおり、ニョキニョキと芽が出て、あれよと見る間に、丈余をこえる長幹をなしてしまう。そしてその幹は弾力にとんでいて、しかも強靭であり、縦に割れば潔く音をたてて二つに裂ける。竹の葉は幹とは表情がまったくちがって薄くしなやかで、いかにもさらさらとした感覚が気持よい。竹は早くから日本人の心性としっくりと溶け合って精神土壌のなかに根をおろしていった。 竹の場合、松のようなダイナミックな迫力はない。疾風をうけては幹・枝・葉をその流れにまかせ、雪をいただいては頭をたれる。いかにも受動的な竹の体質からしても、造形にあたって、とりわけクローズアップされることも少ない。しかし、竹のもつ抒情性は、絵画や装飾意匠をやわらげる絶妙な働きをするし、とくに添景物として、脇役としては欠かすことはできない素材である。 菊唐草文〜菊が主題の唐草文様。名物裂、能装束に金襴や唐織によるものがある。又、江戸から明治時代の藍型染による木綿布、丹波木綿などには庶民的で親しみやすく、しかも華やかな菊唐草文が多い。 マンサク、黄練雀：矢代仁蔵書「花鳥画譜」 　 金縷梅（マンサク）〜早春、若葉に先だって開く。淡紫色の四裂の萼（がく）をもった黄色の四弁花である。3つ4つずつ集まって、枝の上に咲きあふれる。山に生え、また庭樹として栽培される落葉小喬木で、早春にさきがけて、咲き満ちたさまは美しい。 キレンジャク〜モズくらいの大きさ。木に止まっているときには、ときどき羽冠を逆立て、低い声でツィー、ツィーとなく。次列風切の先端は白く、その先にろう状の付属物がついている。尾の先は黄色。ユーラシア大陸の北部で繁殖し、日本には冬鳥として渡来する。本州中部以北には多いが、西日本でヒレンジャク（尾の先が赤いことにより、キレンジャクと区別できる）のほうが多い。村里や市街地にも群がって渡来する。
	日程 場所 催し名 1月 29日〜2/5 銀座つむぎ屋：文芸春秋画廊 五周年記念展 31日〜2/6 日本橋高島屋：店内 呉服均一特別ご招待会 2月 2〜5日 ヨシズヤ：大口店 4日 横浜高島屋：パンパシフィックホテル横浜 春の貴品展 6〜12日 仙台三越：店内 矢代仁展 7日 高知美馬 御召展 7〜20日 京都高島屋：店内 大呉服市 8〜12日 トキハ：店内 巧裳会 8〜13日 ほんだ：店内 和美づくし 9〜10日 三越本店：帝国ホテル 逸品会 9〜11日 松葉屋：店内 春の松選会 9〜12日 丸京ゆうき：店内 春のゆう美展 9〜12日 ヨシズヤ：新稲沢店 9〜18日 住吉たかはし：店内 和美づくし 10〜12日 大阪高島屋：店内 大蔵ざらえ 12日 京都高島屋：ウェスティン都ホテル京都 上品会内覧 （華コレクション） 13〜19日 三越本店：店内 鼎美会 13〜19日 名古屋三越：店内 決算バーゲン 15〜16日 名古屋松坂屋：名古屋東急ホテル 春の藤美会 15〜18日 たまだい：店内 美裳会 15〜20日 長崎玉屋：店内 のれん市 16〜18日 津の国屋：店内 陽春展 16〜21日 日本橋高島屋：店内 東西名匠老舗の会 18日 日本橋高島屋：帝国ホテル 上品会内覧（薔薇会） 20日 横浜高島屋： 横浜ベイシェラトンホテル＆タワーズ 上品会内覧 21〜27日 京都大丸：店内 淡彩会 21日〜3/13 和ぎゃらりぃ： 伊勢丹（府中、立川、 相模原、松戸、吉祥寺、浦和） 閉店セール 22〜27日 大阪高島屋：店内 上品会内覧 24〜25日 三越本店：濱田屋 大見切市 25日 心斎橋大丸：大阪会館 謝恩会 27日〜3/5 札幌三越：店内 御召展 3月 1〜4日 日本橋高島屋：店内 上品会内覧 2〜3日 弥生：オーキッドホール 弥生展 5日 JR名古屋高島屋： 名古屋マリオットアソシアホテル 上品会内覧 6〜19日 三越本店：店内 有名老舗 7〜14日 横浜高島屋：店内 春のきもの展 8〜13日 佐世保玉屋：店内 割引セール 9〜12日 川島織物セルコン：富山 グランドフェア 12〜13日 横浜高島屋：店内 上品会内覧 14日 川島織物セルコン：日土地名古屋ビル 赤札市 14〜20日 静岡松坂屋：店内 バーゲンセール 17日 大阪高島屋：スイスホテル南海大阪 上品会内覧
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