先般、経済産業省近畿経済産業局長より、平成20年度新連携〜天蚕糸と機屋の伝統技術を活用した新商品の開発〜、の事業体構築事業が正式に認可されました。 これをうけて、12月6日に、連携事業体構築、第1回委員会が開催されました。 今後、株式会社矢代仁を事業体代表とし、高度な丹後縮緬製造技術を持つ地場の機屋、光沢、・機能性・希少性など、高い優位性と付加価値をもつ天蚕を養蚕する長野県安曇野の農家と連携。天蚕糸を使用した呉服関連商品に加え、アパレル向けの新商品開発に取り組みます。
【農商工等連携対策支援事業とは】 中小企業者と農林漁業者が有機的に連携し、それぞれの経営資源を有効に活用して行う事業、事業を行うために必要な体制を構築する事業です。
波や海のモチーフは、海の神秘や海がもたらす幸福を呼び覚ますものとして愛でられ、祭礼・儀式・物語・衣装や調度などの意匠として親しまれてきました。波を幾何学的な連続文様とした「青海波」は、江戸時代に日本の吉祥文様として完成されました。
矢代仁の「家訓」は創業者矢代庄兵衛が常々皆にいいきかせてきた言葉を、宝暦八年(1758)に二代目庄兵衛と支配人とが「定メ」として書き記したもので、毎年一月四日(当時は正月三日と七月十七日)社長が社員に読んで聞かせることから、当社では「読みきかせ」と呼んでおり、これは第二次大戦中も絶えることなく連綿と続いて今日に至っています。この「定メ」は制定以来、江戸、明治、大正、昭和、平成の各時代を通じて矢代仁の伝統を育んできたものであり、当社の経営哲学となっているものです。
冬桜〜寒桜とも言い、山桜の変種で、花期がきわめて早く、二月ごろすでに満開となる。花は淡紅色、彼岸桜に似て小木である。