創業290年を振り返り、総縫取御召の集大成として制作しました。歴代の柄を横段に配した贅沢な一枚です。
≪おでかけびより≫ 飛柄、総柄、流線柄。色々なタイプの小紋を、その時々の気分で楽しんで頂けるようなコーディネイトをご提案いたします。
柚、くちなし:矢代仁蔵書「四季の花」
柚〜外皮に凹凸のある扁円の実で、晩秋、末枯の中で、緑色の葉にまじって金色に熟れる。香りが高く、皮を破ると香気がたちのぼる。果肉は酸味が強く、調味料に用いられる。 柚子湯〜冬至の日には、柚子風呂を立てて入る習俗がある。土用の丑の丑湯、五月節供の菖蒲湯とともに一種のみそぎの名残りとの説もある。 梔子の実〜楕円形で両端が尖り、縦に六本の稜がある。黄赤色に熟し、中に黄色の肉と、白い小さな種子がある。熟しても開裂せず、口を開けないのでこの名がある。黄色の染料にしたり、干して薬用にもする。