金のなる木〜金のなる木は、乾燥や低温などの厳しい環境に適応し、世界中に分布するベンケイソウ科に属する丈夫な植物で、和名はフチベニベンケイですが、もっぱら金のなる木、またはカゲツ(花月)として流通しています。新芽が小さいうちに、5円玉の穴に通しておき、そのまま成長させて、5円玉が抜けない状態にし、枝にお金がなったように仕立てたものが流行しました。その姿から成金草とも呼ばれます。常緑低木。葉は多肉質の倒卵型で、葉身の長さは3~4cm、緑一色のものから、白やピンク、紅色の斑入り品種、葉が巻いたり細くなったりする品種があります。株が成熟すると茎頂に集散花序を出し、白色から淡桃色の径1.2cmほどの小花を多数つける。開花期は冬である。